これは、体を触診をしている先生ならお気づきになられているかと思います。 ある人は柔らかい筋肉なのに、ある人はとても硬い筋肉をしているなど、筋肉の柔軟性は人によって様々です。 痛みを発している問題のある筋肉は硬くなっていることがよくあります。 筋肉は柔軟性を失うと容易に痛覚受容器を刺激します。 これが痛みの信号に変わるわけです。 では、この筋肉。 どういった条件が重なると硬くなるのでしょうか。 筋肉が硬くなる条件は二つあります。 一つは、使いすぎ。 もう一つは、使わなさすぎです。 この両者の極端な場合において筋肉は硬くなっていくのです。 それでは、最初の使いすぎから。 使いすぎと言っても、筋肉が収縮と弛緩が交互に繰り返されているのなら問題ないのですが、ここで言う使いすぎとは筋肉を収縮させっぱなしということになります。 これには、長時間のデスクワークや中腰姿勢などが当てはまります。 伸張性収縮の継続傾向が筋肉を硬くしていくようです。 もう一つの使わなさすぎとは、これは言葉のとおり筋肉を十分に使わないことです。 あなたは以前に比べて体の前後屈の角度が浅くなっていないでしょうか? 股関節の開脚角度が狭くなっていないでしょうか? 筋肉は日頃から十分に収縮と弛緩をさせておかないと、次第にその柔軟性は失われていきます。 その傾向が進んでいくことで筋肉は次第に硬くなっていくのです。 骨折の経験をして、関節を固定したことがある方にはピンと来るかと思いますが、ギブスを外した後は関節を思うように動かせなかったはずです。 これは筋肉の使わなさすぎから来た、軟部組織(筋肉)の硬直なのです。 元に戻すためのリハビリが大変だったことでしょう。 私も経験あります。 そして、多くの慢性痛患者さんはこの両者が入り混じった筋肉になっており、それを解除させるには筋肉を緩めるしか方法はないのです。 痛いからと言って、安静が良いとは限らないのもこの筋肉の特性があるためです。 では、運動すればいいのかと言えばそうとも限らない。 正しく動かすことが重要なのですが、現実はそれ以前の問題の方が大きいため、専門家に診てもらいながら進めていくと良いでしょう。
慢性痛の原因は筋肉をはじめとする軟部組織にありますが、その中でも筋肉という組織は本当に不思議な性質を持っております。
ある人は柔らかい筋肉なのに、ある人はとても硬い筋肉をしているなど、筋肉の柔軟性は人によって様々です。
痛みを発している問題のある筋肉は硬くなっていることがよくあります。
筋肉は柔軟性を失うと容易に痛覚受容器を刺激します。
これが痛みの信号に変わるわけです。
では、この筋肉。
どういった条件が重なると硬くなるのでしょうか。
筋肉が硬くなる条件は二つあります。
一つは、使いすぎ。
もう一つは、使わなさすぎです。
この両者の極端な場合において筋肉は硬くなっていくのです。
それでは、最初の使いすぎから。
使いすぎと言っても、筋肉が収縮と弛緩が交互に繰り返されているのなら問題ないのですが、ここで言う使いすぎとは筋肉を収縮させっぱなしということになります。
これには、長時間のデスクワークや中腰姿勢などが当てはまります。
もう一つの使わなさすぎとは、これは言葉のとおり筋肉を十分に使わないことです。
あなたは以前に比べて体の前後屈の角度が浅くなっていないでしょうか?
股関節の開脚角度が狭くなっていないでしょうか?
筋肉は日頃から十分に収縮と弛緩をさせておかないと、次第にその柔軟性は失われていきます。
その傾向が進んでいくことで筋肉は次第に硬くなっていくのです。
骨折の経験をして、関節を固定したことがある方にはピンと来るかと思いますが、ギブスを外した後は関節を思うように動かせなかったはずです。
これは筋肉の使わなさすぎから来た、軟部組織(筋肉)の硬直なのです。
元に戻すためのリハビリが大変だったことでしょう。
私も経験あります。
そして、多くの慢性痛患者さんはこの両者が入り混じった筋肉になっており、それを解除させるには筋肉を緩めるしか方法はないのです。
痛いからと言って、安静が良いとは限らないのもこの筋肉の特性があるためです。
では、運動すればいいのかと言えばそうとも限らない。
正しく動かすことが重要なのですが、現実はそれ以前の問題の方が大きいため、専門家に診てもらいながら進めていくと良いでしょう。
はる整骨院(Beauty Salon HARU)
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